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お歳暮、お返しは必要ないってホント?

友人にお中元やお歳暮を贈る場合はルールにとらわれず、お互いにやりとりをして楽しんだり、後日違うかたちで何か贈っても良いだろう

お中元やお歳暮が届くと嬉しいものですが、お返しを考えてしまう場合も少なくありません。いったいどうするべきなのでしょう?

本来、お中元やお歳暮は、お盆や新年の供物を縁者に届けていた風習が、日頃お世話になっている方へと広がって、感謝の気持ちを表す贈り物になったもの。そのため親類、先生、仲人、上司など目上の方に贈る場合が多いわけです。貰う側からみると、日頃お世話をしている方から感謝の気持ちを頂くことになるので、お礼状できちんとお礼をすることが大切で、お返しをする必要はありません。むしろお返しをすることで、相手の感謝を返してしまうことになりかねないのです。

ちなみに、お中元やお歳暮はある程度連続性があるので、1回限りの場合には「御礼」などとして贈り、お中元とお歳暮の両方贈らない場合には、お歳暮だけにするのがマナー。貰う側は、受け取りを拒否することもできますが、お礼の際に、次回からは遠慮する旨を伝えるのもスマートですよ。

このページは2015年01月 3日時点の情報です

暮らしの歳時記

三浦 康子

和文化研究家、ライフコーディネーター。わかりやすい解説と洒落た提案が支持され、テレビ、ラジオ、新聞、雑誌、ウェブ、講演、商品企画などで活躍中。様々な文化プロジェクトに携わり、子育て世代に「行事育」を提唱している。順天堂大学非常勤講師。著書、監修書多数。

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