
先人の軌跡がぎゅっと詰まった世界史。オンオフ問わず、様々なシーンで役立つネタが満載 撮影:石井幸久
もう一度学ぶ、“活かせる”世界史
服飾に関する仕事をしていてつくづく感じるのは、手前味噌だが「学生の時、世界史の勉強をある程度やっておいて良かった!」と言うこと。それは単に衣類や模様の起源を意識できるからだけではない。
例えば服の寸法を測る際に用いる「センチ」や「インチ」。前者はフランス革命期に提唱され、北極点から赤道までの距離の1千万分の1を1メートルと仮定した単位で、言わば「予測的創造力」が原点。そう解るとこれで創られた服、例えば最新モードの服が科学的かつ新鮮に見えるのも妙に納得だ。一方後者は、中世の英国王ヘンリー1世の足長を12分の1としたもので、すなわち「実在した実物」がベース。デニム等この単位で作られる服が得てして実用的なのも、素直に理解できる。両者の違いは実に楽しい!
つまり歴史を知ることで、其々の国の人々の「発想の背景」を知る姿勢も自然に養われるのだ。その種の学びは年齢を経てからでは手遅れ、なんてことは絶対無いのでご安心あれ。例えば『もういちど読む山川世界史』を、軽い気分で読んでみよう。元が元なのでちょっと教科書的だが、これ、ファッションに限らずその種の「考え抜くための知」の宝庫です!
もういちど読む山川世界史(1575円) 問い合わせ先:山川出版社 03-3293-8131(外部サイト)



いまさら聞けない、










