フリーライター27年目の結論

相手に見えるようにメモすることで、安心感を与え、その場の雰囲気も和やかに 撮影:石井幸久

メモは相手に見せながら

取材や会議のメモを取る際、小さな手帳のようなものを使っている人を見かけるけれど、実際のところ、あまりお勧めできない。フリーライターを27年やってきた筆者の最近の結論は、「ノートは大きい方が良い」ということ。最低でもA5サイズ、できればA4以上が望ましい。それを、取材相手や打ち合わせ相手の目の前に開いて、相手が見える状態で書くというのが、いろんな点で効率が良く、コミュニケーションにも役立つと思うのだ。

特に取材の場合、取材される側は、相手が書いているメモの内容が気になるもの。悪口を書いてるかも、とは思わないまでも、自分が喋った内容が正しく伝わっているかは気になって当然。だから、相手に見える状態でメモを取っていれば、書き間違いや、漢字や英文のスペルなどをその場で教えてもらえる。言葉のレベルでミスが減るから、その後の作業もスムーズに進むわけだ。

また、書く側にしても、大きな紙面だと走り書きでも読めるような大きな字が書けるし、相手の言葉を図式化して書き込むのも楽になる。最初は少し恥ずかしいかもしれないが、文字や絵を介してコミュニケーションも取れるから、取材や打ち合わせが楽しく、確実になるはず。

このページは2010年1月25日時点の情報です

納富廉邦(のうとみ・やすくに)「男のこだわりグッズ」ガイド

フリーライター。『おとなのOFF』『日経トレンディ』『GQ Japan』といったライフスタイル誌や『GetNavi』『RealDesign』等のグッズ雑誌で、小道具や文具の選び方を指南している。グッズの使いこなしや新しい視点でのモノの遊び方などを得意とし、著書『iPodFan Book Deluxe』では、IT本とは一風変わった、使い方の解説が全然載っていない、ひたすらiPodとその周辺のグッズの楽しみ方を語った本を執筆。そのほか『やかんの本』『drinkin'cha』など、趣味の領域を遊ぶ本も出版

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