連載
不惑男の“熱”時計 vol.1

男を鼓舞する時計、「パテック フィリップ」

男40……まもなく「不惑」を迎えるビジネスマンに迷わず手に入れたい腕時計を紹介するシリーズ企画。連載1回目は、スイスの最高峰腕時計ブランド「パテック フィリップ」。ムーブメントから時計づくりまで、すべての工程を一貫して自社製造するジュネーブ最古のマニュファクチュール。これまで数々の傑作タイムピースを世に送り出してきた、いわば腕時計界の“横綱”的存在だ。

 

今回はパテック フィリップに人一倍熱き想いを抱き、その歴史から変遷までを知り尽くしているパテック フィリップ ジャパン AD&PRディレクターの大塚和泉さんに、不惑男にふさわしい1本とその選定理由を熱く語ってもらった!

 

写真:高橋宏樹   文:飯田辰慶(For M)

パテック フィリップ

スイス

パテック フィリップ

1839年にポーランド生まれのアントワーヌ・ノルベール・ド・パテックが創業。その後、1851年に弱冠21歳で自らの工房を開き、竜頭による巻上げ、時刻合わせの機構を発明したフランス人の天才時計師ジャン・アドリアン・フィリップと出会い、社名を「パテック フィリップ (Patek Philippe & Cie)」と改める。「世界最高の時計をつくる」という創業時の社是を貫き、ヴィクトリア女王、チャイコフスキー、アインシュタイン、白洲次郎など、王侯貴族をはじめ歴史に名を残す偉人たちも愛用していた。ミュージシャンやアーティストなどなど、今も多くの愛好家たちを魅了し続けている。

「これからの人生」を熱く生きていくための先行投資

「いつかはパテック」……パテック フィリップへの憧れを語る際によく耳にするフレーズだ。超がつくほどの高級時計だけに、おいそれと手に入るものではない。だからこそ男たちはいつの日にかこの時計を手にする自分を夢見て、こうつぶやくのだ。だが、最近その「いつか」が早まってきているらしい。

 

「男性にとってパテック フィリップはある意味でゴール、つまりある程度年齢を重ねて金銭的にゆとりができてはじめて手にする時計というイメージがありました。でも、パテック フィリップを取り扱っている販売店のスタッフによると、最近では30~40代の男性が購入されるケースが非常に多いそうなんです。昇進や独立といった人生の転機にパテック フィリップを手に入れ、『これからもっと働くぞ!』『この時計にふさわしい自分になるぞ』と自分の気持ちを引き締める。つまり、パテック フィリップはゴールであり『はじまり』でもあるんですね」

 

30~40代はまさに働き盛り。だから自分へのご褒美ではなく、これからさらに大きな成功を収めるための“先行投資”として時計を手にする顧客が増えているそうだ。

 

そんなパテック フィリップの数あるモデルの中から、今回大塚さんが30~40代の男たちの人生をより熱くしてくれる1本として選んでくれたのが「カラトラバ 5196」。1932年に誕生したパテック フィリップを象徴するモデルで、シンプリシティの極致といわれるムダをそぎ落としたデザインは、時計本来の時刻を読み取る機能を追及した結果生まれた、いわば腕時計の“原型”。時計師が丹精込めて作った手巻きムーブメントを搭載した「丸型ケースの3針」という時計のお手本のような不変的なデザインが、世代を超えて愛される所以だ。

 

名実ともに申し分のない時計だが、特にビジネスマンに推薦したい理由を大塚さんはこう語る。

 

「いろいろな方とお会いしてよく耳にする話なんですが、カラトラバをしていると『いい時計してますね』と見ず知らずの方から声をかけられることがよくあるそうなんです。商談相手であったり、あるいはエアラインで隣に座った方だったり、カラトラバがきっかけで話が盛り上がって、その後ビジネスにつながったなんてケースも多々あるそうです。パテック フィリップが好きな人同士の“共通言語”みたいなものがあるのかもしれませんが『人脈を広げてくれる』そんな効能もこの時計にはあるんだと思います」

画像:パテック・フィリップ コラージュ

この情報は2015年11月19日現在のものです。

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