連載
名刺を捨てた女 #地球の広報・旅人・エッセイスト たかのてるこ

会社員の私と旅人の私。2人はスポンサー契約を結んだ

一体、サラリーマンとはなんなのか。元会社員である著名人たちが会社員時代を語る。"名刺を捨てた男たち" は当時何を考えながら働いていたのか。仕事へのモチベーション、プライベートとの比重、そして夢への挑戦……。

 

今回はスピンオフ企画として、「名刺を捨てた女たち」を敢行! 安定のキャリアを捨て、我が道を選んだのは“熱男”たちだけでない。現状を変えようと、自らの力で生きていく覚悟をした“熱女”たちにその胸の内を聞いた。

 

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映画会社・東映に勤め、本人が〈旅人と制作〉を兼ねた旅番組シリーズ『銀座OL世界をゆく!』を制作し、人気を博したたかのてるこ。ドラマ化もされた紀行エッセイ『ガンジス河でバタフライ』で一躍時の人となり、メディアで強烈なポジティブイメージを印象づけた。

 

〈旅人・エッセイスト〉として活躍し、ときにテレビやラジオでハツラツとした姿を見せる彼女には、18年に渡るサラリーマン経験がある。定年まで骨を埋める覚悟で入社し、TVプロデューサーとして活躍していたが、振り返ってみると、18年間、自分自身に「会社を辞めたら生きていけない!」という“呪い”をかけていたという。「呪縛」から解き放たれた彼女は、いかにして旅人となったのだろうか。

 

文:小泉庸子 撮影:貴田茂和

 

≫≫≫「就職」ではない。職を選べない「就社」人生

 

たかのてるこ

地球の広報・旅人・エッセイスト

たかのてるこ

1971年、大阪府生まれ。大学卒業後、映画会社・東映に入社。TVプロデューサーとして番組を制作する一方、本人が〈旅人・制作〉を兼ねた旅番組『銀座OL世界をゆく!』が人気を博す。2007年、デビュー作『ガンジス河でバタフライ』が、主演・長澤まさみ、脚本・宮藤官九郎でドラマ化され、15万部超のベストセラーに。2011年、会社を“卒業”して独立。以後、執筆、全国での講演、TV、ラジオ、大学講師など幅広く活動中。『ダライ・ラマに恋して』『ジプシーにようこそ!〜旅バカOL、会社卒業を決めた旅』(幻冬舎文庫)等、著書多数。近著に、欧州21ヵ国をめぐった鉄道旅エッセイ『純情ヨーロッパ』『人情ヨーロッパ』(共にダイヤモンド・ビック社)がある。

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