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>>>008:Zanter┃Inner Vest 3610

ニッポンの冬の温もりを嗜む

「Zanter」の歴史は日本ダウンの歴史

「Zanter」(ザンター)が創業したのは1951年。日本山岳会のマナスル登山隊とともに開発された日本初のダウンメーカーとして誕生した。「Zanter」は、山を登る人(山登人)をイメージして名付けられたという。占領下の復興の最中、軽く暖かい本格的な登山服をわれわれ日本人の手で作りたい、そんな強い思いが込められている。

 

1953年からは、日本の南極観測隊にダウンウェアを提供しており、現在では「三越伊勢丹」や「assics」とのコラボアイテムも製作し、注目を集めている。

 

ダウン(ダックダウン)に使用される羽毛は、あくまで食用ダックの副産物であることが前提なのだが、食用に適した中ヒナ(生後45日)の羽毛はまだまだ未熟。「Zanter」では、成鳥になるまで自然飼育の環境下で、のびのびと大きく育った生後90日以上のダックのみから羽毛を採取することで、羽枝が密生し、型崩れが少ない保温性・弾力性・耐久性に優れたダウン作りを可能にした。

画像:Zanter┃Inner Vest 3610 詳細

今回、2014年に南極観測隊などのワークウェアを背景に発足した、新たなタウンユース向けブランド「ZANTER JAPAN」の「ダウンベスト」を紹介しよう。

 

羽毛が飛び出しにくい生地「パーテックス」を採用し、縦だけにキルトすることで、デザイン性にも配慮し、インナーだけでなくアウターとして着用できる。

 

また800フィルパワーなので、ジャケットなしで抜群の軽さと温かさも得られるだろう。快適かつスタイリッシュさを求めるビジネスマンは気に入ってくれるに違いない。

 

「リングヂャケット」のジャケット/ 6万2640円、スラックス/2万7000円(ジャケットリクワイヤード 表参道店 TEL:03−6427−1961)、「ユニバーサルランゲージ」のシャツ/1万1880円(ユニバーサルランゲージ 渋谷店 TEL:03−3406−1515)、「ダーバン」のネクタイ/1万7280円(レナウン プレスポート TEL:03-5468-5640)、「エフェクター」のメガネ/2万8080円(オプティカルテーラークレイドル青山店 TEL:03−6418−0577)、「トミーバハマ」の時計/5万4900円(トミーバハマ銀座店 TEL:03−5568−0666)、ビクトリノックスのバッグ/1万4040円(ビクトリノックス・ジャパン TEL:03−3796−0951)、「パラブーツ」のシューズ/7万5600円(パラブーツ 青山店 TEL:03−5766−6688)、「バッシュ」のパッチワークスロウ<ベージュ>/1万5120円、パッチワークスロウ<カーキ>/1万1880円、リネンスロウ<ナチュラル>/1万5120円(すべてノーム http://basshu.jp/

DATA

ZANTER┃ダウンベスト

価格:2万4840円(税込)

カラー:ブラック、ネイビー

素材:〈表地〉ナイロン100% 〈裏地〉ナイロン100%  〈中綿〉ダウン90%、フェザー10%

問い合わせ:株式会社ザンター

TEL:03-3410-8808

URL:http://www.zanter.co.jp

岡部 文彦

スタイリスト

岡部 文彦

スタイリスト。アウトドア系雑誌を中心に活躍。また、アウトドアメーカーの企画・商品開発をはじめアドバイジング、農園芸ワークウエア「HARVESTA!」を主宰するなどスタイリストの枠を超え、さまざまな分野でその才能の幅を広げている。『GO OUT』(三栄書房)で「SOTOKEN」を連載中。近況は「岡部研究所」を要チェック。

この情報は2017年1月9日現在のものです。

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