連載
Q. 女性からの質問で申し訳ありません。でも、どうしてもアドバイスを頂きたく投稿させていただきます。

私は今年34歳になります。30代特有の悩みというのを、ここ数カ月で急に実感し、四六時中自分の人生について考え、夢にまで見るようになってきました。

今の悩みは、子どもを産みたいということと、結婚についてです。そして、10年間支えてきてくれた人と別れる方法についてご教授ください。

10年ぐらい前に夜のバイトをしていて、そこで知り合った24歳年上の男性に助けてもらいながら生きてきました。

今までは、自分がやりたいことを優先してきたので、彼に結婚を申し込まれても断ってきました。そこで終われば良かったのですが、ズルい私は彼からの援助があれば受けていました。

最近、真剣に彼との結婚も考えました。けれども、どうしても彼とセックスすることができません。なぜか、そこで屈服させられるような嫌悪感を感じてしまいます。

私のエゴですが、子どもを授かりたいという気持ちが強く、彼と結婚したいかは分かりません。

だから、彼と離れたいです。

今は結婚相談所で婚活中です。彼には、好きな人ができたので終わりにしましょうと伝えようと思っています。

友人からは、「そんなこと言ったらあんた刺されるよ」と言われます。彼には多大な援助をしてもらっているので、これで良いのか悩む部分もあります。

今の私は、まさしく自分の決定に自信が持てない状態で戸惑ってばかりいます。どうしたら良いのでしょうか? どうかアドバイスお願いします。

(ドス黒いうめきち/33歳/会社員)

プロの自覚を持って腹をくくれ

A.藤田先生がアンサー

 

年上の人に援助してもらいながら10年間生活してきたドス黒いうめきちさん。ご自身でどう認識しているか分かりませんが、私から見れば立派なプロだと思います。肉体関係がないのであればなおさら、お見事。自分の才能と実績を自覚しましょう。

 

それだけの手腕があれば、モラル的な話は別として、婚活でも善戦しそう。

 

「支援してきてくれた年上男性と離れて結婚するには?」と考えると難しく感じるかもしれませんが、あなたのやろうとしていることは単なる乗り換え。「経済的に支援してくれる男性」から「経済的支援のほかに子育てなど労力的支援もしてくれる男性」に乗り換えたいだけですよね。

 

素人さんも加わる激戦区に参入するわけですから、迷っている暇はありません。ご存知のように35歳を過ぎると勝率は激減します。早急に本気を出して活動しましょう。

 

ただし、同時並行で頑張っていただきたいことがあります。

 

あなたの選ぶ言葉、相談内容を見て、だいたいの性格特性を推測しました。おそらく結婚には向かないタイプ(結婚しても離婚の確率が高い人)だと、勝手ながら推察しています。そのうえで「子どもを産みたい」と言う相談者さんに、僭越ながら2つのアドバイスをしたいと思います。

 

一つめは、実家との良好な関係の構築です。

 

残念ですが、日本ではひとり親家庭の54.6%が貧困です(厚生労働省 平成24年調べ)。好きな人の子どもを産むのは素敵なことですが、ご実家の援助がない場合や、母親に特殊技能がない場合、母子家庭は貧困に陥りやすい社会構造だということを忘れずに。

 

私も実際に体験するまで、シングルマザーを取り巻く環境がこれほど厳しいとは思いませんでした。

 

できれば今日からご実家との良好な関係の構築に取り組んでください。プロとして10年食べてきた相談者さんですから、イヤなことの我慢、相手に気持ち良くなってもらう会話など、本気を出せばどうにでもなると思います。

 

もし現在ご実家との関係が良くなかったとしても、我が子のセーフティネットの確保を優先しましょう。

 

二つめは、社会で評価されやすい技能の習得。

 

両親からの援助も、結婚という他人との共同生活も永遠に続くケースばかりではありません。男性から援助してもらって暮らすのも年齢を重ねるごとに難しくなると思われます。一歩ずつでもいいので、自分の足で立てるように努力を重ねることは必須です。

 

正規雇用と非正規雇用の女性の賃金格差は年齢キャリアとともに開き、45歳~49歳では約2倍になります(厚生労働省 平成26年賃金構造統計調査)。女性は出産を機に離職するケースが多いですが、再就職への環境は整っていません。正規雇用のまま出産、子育てできる職場を探すことは、思っている以上に“努力対効果”が高いアクションですよ。

 

職業に貴賤はありませんが、社会で評価されやすい技能を身につけると、子育てしながら働くということが少しラクになります。死ぬ気で頑張りましょう。

 

長年援助してきてくれた男性の件は、クロージングに全力を尽くせば良し

 

10年もの長い間の援助です。あなたが上手くやっているつもりでも、見透かされている部分は少なくないはず。それでも応援し続けてくれた人ですから、本気で努力している姿を見せれば、あなたの選択を応援してもらえる可能性は十分あります。

 

基本的に男性には「一生懸命な女は、なんとかしてやりたい」「愛情を持った女には格好をつけたい」「器の大きさを見せたい」といった気持ちがあります。プロの自覚を持って、そういう気持ちを引き出す努力をしてください。

 

もちろんトラブルになる可能性もあります。でも仕方ないですよね。それだけのことを10年間してきて、その結果が出るだけです。相談者さんも10年かけて、心のどこかで覚悟をしてきたのでは?

 

いずれにしても、もうフワフワしていられる年齢ではありませんし、時間の経過とともに戦況は不利になります。腹をくくりましょう。

 

 

 

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藤田 尚弓

話し方・伝え方 ガイド

藤田 尚弓

交渉・コミュニケーションの講師として、一部上場企業や大学などで登壇。ライフワークとして歴史上の悪女の研究を行なっており、テレビ出演やコラム連載など多彩なキャリアを持つ。株式会社アップウェブ代表取締役、早稲田大学オープンカレッジ講師、悪女学研究所所長、日本社会心理学会会員。「悪女の仕事術」「NOと言えないあなたの気くばり交渉術」「悪女の恋愛メソッド」「銀座で学んだ稼ぐ人のシンプルな習慣」著者。

この情報は2017年1月14日現在のものです。

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