狭小住宅14/コトノハ舎

天窓とスリットがもたらす明るさと広がり/建築面積:8.1坪


東京郊外のまだ畑が残るのどかな住宅地に、コピーライターであるご主人の屋号にちなんでネーミングされた「コトノハ舎」は建っている。一家3人が住む築20年の自宅が手狭になったために建て替えを計画し、インターネットで知った建築家の岩間氏の仕事に可能性を感じて、設計を依頼した。

建て主は最大限のボリュームを確保するために、容積率に算入されない地下室を設けることを希望し、岩間氏は北側斜線によって屋根が削られることを防ぐため、建物を敷地の南側に配して、地下室のあるシンプルな直方体の家を提案した。

内部は、家の真ん中に階段を配し、各フロアを左右対称に振り分けている。天井には3つのトップライトをT字型に設け、自然光を地下にまで届かせるように、階段の踏み面と1階の奥の床面に半透明のFRP製のグレーチングを採用している。トップライトの脇の壁にもスリット状に開口が設けられ、室内をいっそう明るく広く見せている。

狭小住宅14
コトノハ舎
設計:岩間隆司 2006年竣工 RC造・木造 地下1階 地上2階
建築面積:8.1坪(26.88u) 敷地面積:16.4坪(54.24u)  延床面積:22.2坪(73.70u)
問い合わせ先:SOCIUS TEL:03-5735-9700
URL:http://www.socius.co.jp (外部サイト)
このページは2011年8月10日時点の情報です
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