メガネを5年愛するためのポイント

丁番の強度は、今後のメガネ人生を左右すると言っても過言ではない。素材と弾力性に富んだタイプを見極めよう

Point1
壊れにくいデザインであるか見極めよ!

5年愛するためには丈夫であることが大切。プラスチックフレームの場合は蝶番付近に負担がかかり、経年にともなってこのあたりの樹脂にヒビが入ったり、場合によっては折れてしまうことも。

そこでおすすめなのが機能性に特化したメガネ。その代表であるフォーナインズのメガネは蝶番の金具がチタン製のため、腐食に強く、弾力性も申し分ない。そのため、ある程度の衝撃にも強いようだ。また、メタルフレームの場合はレンズとレンズをつなぐブリッジ部分が壊れやすいが、レンズを拭くときに気をつければ、そのリスクを軽減できる。そのあたりのことは次のポイントで説明しよう。

左のレンズの枠を軽く持った場合、必ず左のレンズを拭くこと。逆サイドのレンズを拭くと、ブリッジの破損やゆがみの原因に

Point2
セルフメンテナンスをマスターせよ!

1.メガネは両手で外すこと
片手で外すと蝶番付近に負担がかかり、ゆがみの原因に。基本動作は両手でまっすぐ前方にはずすこと。斜めに外してもゆがみの原因になるため、注意したい。

2.リムの天地を持って拭くこと
レンズの汚れを拭くときには、レンズの上下の枠を軽く持つこと。力を入れすぎると破損やゆがみの原因になるので、軽く持って専用のメガネ抜きで軽く拭こう。

3.レンズの汚れは中性洗剤で落とす
ホコリや軽い汚れならば、メガネ拭きである程度取れるが、2日に一度くらいは水道水で洗うと良い。石鹸で洗うと、レンズのコーティングを少しずつ剥がしてしまう成分が含まれているため、逆効果。使用するなら、食器洗い用の中性洗剤で洗うのがベストだ。

重過ぎず、軽すぎず、顔にフィットする(似合う)かどうかが重要。輪郭で選ぶのは、この時代においては、気にしないでいいだろう

Point3
実際の装着感と“見た目”を吟味せよ!

メガネは長時間着用するものだからこそ、装着したときに耳や鼻が痛くないか、ずり落ちてこないか、ホールド感はあるかなど、気になる点をチェックしておきたい。メガネ専門店ならば、フィッティングの調整をしてくれるため安心。

たとえば、ずり落ち防止には鼻パッドが必須。プラスチックフレームの場合なら、「鼻盛り」と呼ばれる、鼻パッド部分をさらに盛り上げてくれるサービスも用意している。これだけのことでも、快適さが増す。

また、似合うかどうかは自分の判断だけでは難しいもの。客観的な判断をしてくれる身近なパートナーに同行してもらうのも方法。一方で、顔の輪郭で選ぶ時代はいまはもう昔の話。似合う、似合わないかを踏まえたうえで、自分のキャラに合ったメガネを選ぶことも大切だ。

メンズファッション
倉野路凡(くらの・ろはん)さん
メンズファッションガイド。1970年代後半のプレッピーブームでファッションに開眼。今は無きメンズファッション専門学校を卒業後、茶人と画家を目指すが、素直にファッションの仕事に就く。現在はスーツ、シャツ、シューズ、バッグ、小物など、メンズクロージング全般を探求&探究し続けるファッションライターである。ここ数年は国内のテーラーや仕立て職人の取材に力を注いでいる。「男の身だしなみ&ビジネスマナーの基本」(池田書店)を監修

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