
水底をイメージしたシアター空間
「仕事から帰って、自分をリセットできる家にしたい」。中古マンションに暮らしていたHさんがリノベーションを決心した理由である。その結果として手に入れたのが、ご覧のようなシアター空間だ。120インチのスクリーンと7.1チャンネルのスピーカーを備えた本格仕様で、愛する映画や音楽、サッカー観戦までも心ゆくまで楽しめる。
「設計・監理を依頼したブルースタジオには、映画館のような環境にして映像や音楽を愉しみたいが、生活空間も大事にしたいと伝えました。あとは、風通しを良くしたいとか、水底みたいな感じがいいとか、要望はその程度で、具体的なプランニングはお任せでしたね」(Hさん)
元は3DKだった間取りは、ワンルームの大空間に一変。ホームシアターをリビングのように扱いながら、ダイニングキッチンやベッドなどの生活スペースは明るいバルコニー側に配置。広いワンルームでありながら、シーンに合わせてカーテンで柔らかく仕切れるつくりとなっている。
「細切れで暗かった部屋が一気に開放されて、とても気持ちがいいです。映画を見るときはカーテンをひいて、独立したシアター空間を堪能しています。梁を隠す意味もあって天井を一部低くしているのですが、それがまた、籠もった感じでいいんです」
その天井はブルーに塗られて、希望どおりの水底にたゆたうイメージ。日常を離れてスクリーンの世界入り込める、まさにリセット空間だ。
造作収納にずらりと並んだオーディオ機器。スピーカーはインストール会社に頼んで設置したので音環境も最良
スクリーン側へ末広がりの間取りは一見奇抜だが、実は空間を有効に利用した間取り
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所在地:東京都杉並区
ブルースタジオ
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