

遠藤利三郎商店 牛タンと夏野菜のポワレ 赤ワインソース
[東京都・押上]
下町の老若男女が集う
ワイン好きのオアシス
東京タワーの役割をひきつぐ新タワー・東京スカイツリーが建設されている押上駅のあたりに、『遠藤利三郎商店』というワインバーがある。ワインスクール『アカデミー・デュ・ヴァン』の人気講師、遠藤誠氏が店主である。店長にシニアソムリエの林洋介氏、シェフにはフランスとベルギーのミシュラン3つ星レストランで腕を磨いた長良一氏を迎えて、去る6月17日にオープンした。
押上の味噌問屋で3代目となる遠藤氏は、修業に出た醤油会社でワインを学んだのがきっかけで現在では日本のワイン界でも知る人ぞ知る存在である。長年にわたってワインの販売を行ってきたが、自社の倉庫として使っていたスペースを改装してワインバーを開くことに決めた。店舗デザインは友人であり「ペニンシュラ東京」を手がけた橋本夕紀夫氏に依頼しており、モダンで落ち着く雰囲気となっている。
一方、遠藤氏が掲げる“自分自身が通いたくなるような、気軽な店”というコンセプトは、値段にしっかりと反映されている。料理は大半が1000円前後。ワインに至っては標準小売価格プラス1000円という、あり得ないような価格設定である。自身は店主に徹しており「店長とシェフの腕前を楽しみたい」という遠藤氏はできる限り店に出て、グラスを傾けつつゲストとの会話を楽しんでいる。
料理は本格的である。写真の『牛タンと夏野菜のポワレ 赤ワインソース』は、牛タンを野菜と共に焼き、フォンドヴォーと赤ワインを煮詰めたソースをとろりと添えて供する。どの野菜も適確な火の通しで、新鮮な香りと歯触りに夏を感じる。こんな料理と付き出し代わりのバゲットをほお張りながらグラス1杯のワインを飲んでも、しめて3000円以内で収まる。――なるほど、これでこそ誰もが気軽に通えるというものではないか!
しっとりと旨味あふれる『カレイのムニエル ケッパ―ソース』は、白ワインと共に
落ち着けるテーブル席や個室(12名まで)のほか、カウンター席もある

- 遠藤利三郎商店
- 所在地:東京都墨田区押上1-33-3
- アクセス:地下鉄半蔵門線押上駅・都営浅草線押上駅・京成押上線押上駅 いずれも徒歩5分
※「B3番出口」ご利用ください。近道で地図上「A1番出口」に出られます。 - 地図:Yahoo!地図
- TEL:03-6657-2127
- 営業時間:18:00〜24:00(L.O. 23:00)
- 定休日:日曜日

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