Brand History

ジャケ・ドロー - JAQUET DROZ

オフセンターが彩る独創的モダニズム

創業年: 1738年
創業地: スイス ラ・ショー・ド・フォン
本社: スイス ラ・ショー・ド・フォン
創業者: ピエール-ジャケ・ドロー

1721年、スイスに生まれたピエール・ジャケ・ドローが1738年にラ・ショー・ド・フォンに時計工房を開業したのが始まりだが、彼を世界的に有名にしたのは時計の製作だけでなくオートマタ(機械式からくり)であった。時計の分野においても既成概念にとらわれずに「シンギングバード」、「噴水」、「ミュージックウォッチ」などの作品を製作。その<仕掛け>の技術においては圧倒的なオリジナリティを誇り、オートマタはフランス国王ルイ15世と王妃マリー・アントワネットをはじめとしてヨーロッパ中の宮廷で絶賛を受けた。まるで生きている人間が楽器を演奏したり、絵を描いたりするかに見える「音楽家」、「画家」、「文筆家」のオートマタは世界中を巡回、ピエール・ジャケ・ドロー自身、ロシアや中国の紫禁城まで足を伸ばした。そしてラ・ショー・ド・フォンに続いてロンドン(1774年)、ジュネーブ(1784年)と工房を開設し、時計やオートマタに関して人材育成と技術躍進にも余念のない創作活動を行った。また、当時のビジネスや貿易の大きな拠点であったこの3都市に工房を開設することはブランドの発展を大いに助け、ヨーロッパ中の王侯貴族に愛されるほどに成長した。

現在ジャケ・ドローはこの偉大な天才時計師と、数々の名作を生み出したそれぞれ3つの工房に敬意を表し、コレクションを「オマージュ ラ・ショー・ド・フォン 1738」、「オマージュ ロンドン 1774」、「オマージュ ジュネーブ 1784」という3つのシリーズに分けているほど、そのオリジンを大切にしている。

ブランドそのものはピエール・ジャケ・ドローの死後19世紀半ばに一度休眠したが、スウォッチグループの復興プロジェクトによって1990年代、この天才時計師の名を冠したブランドとして見事現代に蘇った。現代のジャケ・ドローのタイムピースは、高温焼成のエナメルを施した美しい文字盤や手作業でブルーイングされたブルースチール針、そしてサンレイ装飾が施された22金の回転ローターなど、一見クラシカルではあるが、オフセンターのダイヤルやブラックエナメルの深みに、絶妙なモダニズムと現代的なエッセンスが秘められている。

2008年も艶やかで華のあるブラックカラーがさらにその魅力を深め、ケースサイズがアップした「グラン・セコンド SUW」や、エレガントなアントラサイトエナメルの「グラン・セコンド セラミック アントラサイト エナメル」、十二星座をかたどったダイヤが華麗なレディースモデル「デイトアストラル ゾディアック」など、大人がじっくり楽しめるラインナップが揃った。

ジャケ・ドロー インフォメーションデスク
TEL: 03-6254-7288

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