愛するアルファロメオのために家を建てた!
リビングから毎日、至上の幸せを味わっています。
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山元邸から顔を出す69年式 アルファロメオGT1300 (通称ジュリアクーペ)
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「実際、クルマのために建てた家といってもいいぐらいです」と品川に住む山元泰弘さん(50)。自他共に認める大のアルファロメオ・マニアである山元さん
は、同じアルファロメオ仲間の建築家・廣部剛司さんに依頼して、常に大好きなクルマとともにいられる自邸をつくってしまった人です。
所有する愛車のアルファロメオは、69年式のGT1300---通称ジュリアクーペですが、山元さんはこのジュリアを、家の主室である1階のリビング・ダイニングに同居させてしまいました。

山元さんが家を建てることを決意して入手したのは、敷地面積53.92m2(約16坪)に建ぺい率60%という制約のきびしい都心の狭小地。山元邸は、そこに2階建て+ロフトの木造建築として建っています。
木製のルーバーの向こうのカースペースにジュリアの存在を感じながら玄関を入ると、そう、ここが主室。
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| 引き込み式の建具を全開放すると、内外の領域が曖昧に
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家の中央に取りつけられた引き込み式の建具で、愛しのジュリアの居場所とリビング・ダイニングが仕切られた空間です。まさにここは、ジュリアを鑑賞するた
めのギャラリー。カラシ色のジュリアとダウンライトの柔らかな光がみごとに調和して、とてもムーディな空間になっています。
「クルマが宝だから、建てる前からそれをきちんと理解してくれる建築家に頼むことしか頭にありませんでした。そうしたらたまたまアルファロメオの仲間の廣
部さんが建築家だということを知って……じゃあ話は早い、ジュリアを見ながら暮らせる家をつくってよとお願いしたんです」(山元さん)
建築家の廣部剛司さんは山元さんの情熱を肌で感じているから、プランの要である“ジュリアと同居する”主室はすぐにイメージできたそうです。
「最初のプランは1週間で書きあげました。もっとも建坪が9坪という条件ですから、その中でいかに快適性を落とさずにつくるかを考えると、夜ごと夢に出て
くるほど集中しましたけどね。おかげで山元さんの答えは一発OK。だから細かい部分の調整はありましたが、最終的に建った山元邸はほぼファーストプランの
ままです」(廣部さん)
キッチン部分の床を下げることでシンクとテーブルの高さを揃え、
広いテーブルにした
さて、ここはいつも家族が集まる、どちらかといえばパブリックな部屋。床は痛みの少ないコルクタイルで土壌蓄熱式の床暖房が施されており、足元はいつも快
適。また、造り付けのダイニングテーブルにはシンクが付いていて、それがキッチンの一部になっているわけですが、奥さんが家事をするのに最小限の動きです
むよう計算しつくされています。
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